Lee &人社15日下午のドライヤー改造後:走行性が改善し通紙時間が短縮された

ドライヤー群の4群と5群をダブルカンバスからシングルカンバスへの転換したことにより,Lee &人社は,下午15の走行性を改善し,通紙時間の短縮することができた。

Lee &人纸社は,中国のリーディングカンパニーに位置付けられる会社である。东莞红煤工場にある点15はバルメットが納入した板紙マシンで,2011年に稼働した。元々は,ベトナムのグループ会社に坪量範囲:120 ~ 250 g / m2のクラフトライナー用として建設しようとしたマシンだった。しかしながら2010年にその計画が変更され,最終的には同じグループの中国の红煤に点15として低坪量品:100 ~ 140 g / m2を生産するマシンとして建設された。

Lee &人社は,包装用紙市場に挑戦するため100 g / m2以下の紙を生産することでスタートした。しかし,残念ながら試験運転では紙の走行性が悪く,断紙回数も多い結果となってしまった。そこで,ドライヤーセクションを改善すべきと思い,その改善をバルメットに任せた。

その改造の目標は生産効率を向上させ,100 g / m2以下の低坪量の中芯紙やライナーを生産し,かつ断紙回数を減少させ,計画外停止を無くすことであった。

アップグレードと改造と新設

バルメットは4群と5群のダブルカンバスのドライヤーをシングルカンバスに変換した。バルメットは走行性を改善させるため,機上にてグルーブ加工や穴明けを実施し,真空ロールであるVacRollにアップグレードさせた。また,ロール配置と駆動装置を最適化させ,更にSymRunブローボックスやポケットベンチレータも設置した。

1群,2群と3群のドライヤーは,汚れを防止し,シート走行を安定させるため,既設のSymRunブローボックスをアップグレードさせると共にSingleForce +にて通紙を改善させ,更に画期的なLiteCompactドクターブレードホルダーを設置した。バルメットの供給範囲には,据付工事および据付指導,試運転指導も含まれている。

すべての目的は達成された

2013年4月,15は10日下午間のシャットダウンの後,成功裏にスタートした。点15の製造課長である李国福氏によると,改造後の早い時期に70 ~ 90 g / m2の中芯紙を生産することができ,更に改造前より操業効率が約3%向上した。断紙回数も60%減少し,計画外停止時間も30%減少した。

“このマシンは,抄速1000米/分钟。で70 ~ 90 g / m2の中芯紙を生産し,断紙回数はわずか10回だけでした。また,我々のこの改造の目標であった走行性改善と通紙時間の短縮化は,完全に達成することができました。我々は正しい決断であったことに非常に満足しています。“と李国福氏は述べた。

SymRunのアップグレードは魅力的な省エネをもたらす

“李&人社は中国の紙板紙市場でのリーダーカンパニーであるので,我々は有限公司2削減の重要な責任を負っています。“とLee &人社のプロジェクト部のシニアマネージャー,陈黎明氏は指摘する。

技術的な検討を進める際,Lee &人社とバルメットは,エアシステムを含むドライヤセクションにおける電力原単位の削減について,共通認識として持っていた。“我々はこれまでプロジェクトのキックオフミーティング以降,エネルギー消費に多くの注意を払ってきました。その結果,SymRunブローボックスのアップグレードにより,真空レベルは改善しながら,供給ファンの動力が約30%減少しました。これはすべてバルメットの技術のお蔭で可能となったのです。“と陈黎明氏は説明している。

PM15プロダクションマネージャー,
李国福氏:
ドライヤー群の4群と5群をダブルカンバスからシングルカンバスへの転換を経て,Lee &人社は点15の休転時間を短縮することができました。             

Lee &人社プロジェクト部シニアマネージャー,陈黎明氏(左)とバルメット中国の工場改善チーム张Yanchuan取締役がプロジェクトの成功に握的手

点15の先に明るい未来

ドライヤーセクションの改造以降,下午15に明るい未来が見えてきた。“我々は今,Lee &人社が市場に全ての坪量レンジの中芯紙を供給することができることを確信しています。“と陈黎明氏は述べ”更にドライヤー群の改造後は,シュリンケージが減少し,以前より広い幅の紙が得られるようになりました。我々は今,この広くなった紙が更に販売可能な紙品種として生産できるかを検討しています。“とも述べている。