バルメットはチリのCMPC Celulosa S.A.社Lajaパルプ工場に新しい白液プラントを納入

バルメットコーポレーションプレスリリース2016年3月14日

バルメットはチリのCMPC Celulosa S.A.社Lajaパルプ工場に新しい白液プラントを納入します。この新しい白液プラントは既存のものとの置き換えとなり,2018年より実施される新しい環境許可に適合しています。さらに白液プラントの高い生産率をもたらし,CMPC社での石灰サイクル管理の柔軟性を高めるでしょう。新しいプラントのスタートアップは2018年2月を予定しています。

この注文は2016年第1四半期の受注額に含まれますが,受注額は非公表です。この種の受注は通常7000 - 8000年万ユーロに相当します。

“私たちはこのプロジェクトを遂行するにあたり,様々なプロジェクトを実行する上で確かな実績,さらには建設段階において優れた環境および安全基準を持つことから,バルメットを選択しました。この新しい白液プラントがLajaパルプ工場での環境パフォーマンスを改善するだけでなく,操業コスト低減にも役立つと信じています。“とCMPC Celulosa S.A.社プロジェクト&技術ダイレクター 尼尔Chablani氏は話します。

“資本および操業のいずれの観点においても,バルメットの白液プラント技術が競争力の高いことを示しました。そして南アメリカ地域において,私たちが優れた技術サプライヤーのポジションであることを確信しました。“とアンデス地域におけるバルメット技術マネージャー卡尔米凯尔“斯太尔は話します。

納入プラントについて

バルメットは効率的な薬品回収用白液プラントとして苛性化・キルンを納入します。新しい白液プラントの処理量は白液で日産5500立方米,キルン生産量として日産450トンです。バルメットの信頼性の高いリカバリーアナライザーが白液プラントのプロセスコントロールのキーとなります。このリカバリーアナライザーはバルメットとしてアンデス地域における最初の納入例となります。

CMPC Celulos S.A.について

1920年CMPCはに設立され,無垢材製品,パルプ,紙,パッケージ製品およびティッシュを生産し中南米8ヶ国で操業,そして45ヶ国にわたり30000を超える顧客に販売する製紙会社です。世界中16800人での従業員を有しています。

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー,オートメーション,そしてサービスに従事しており,グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において,覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

パルプ工場,ティッシュ,板紙・洋紙の製造ライン,そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ,そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2015年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり,12000人の専門家が世界中で,お客様に近い場所で展開し,そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上,前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド,エスポ(芬兰)にあり纳斯达克赫尔辛基に上場しております。